「市ケ尾高校って、実際どんな学校?通学はしやすいの?最寄り駅って安全?」
そんな疑問を持つ受験生や保護者の方に向けて、この記事では
- 市ケ尾高校の偏差値や受験難易度
- アクセス、通学路
- 駅周辺の様子
など実際に現地を歩いて取材した情報を、写真付きで丁寧に紹介します。
学校パンフレットや地図だけではわからない「リアルな通学イメージ」や「高校の周辺環境」を知ることで、学校選びの判断材料として役立ててください。
市ケ尾高校の基本情報
住所 | 神奈川県横浜市青葉区市ケ尾町1854 |
アクセス | 東急田園都市線「市が尾駅」より徒歩約10分 |
登校時間 | 8:40 HR開始 |
HPリンク | https://www.pen-kanagawa.ed.jp/ichigao-h/ |
市ケ尾高校の受験目安・入試情報
内申点目安 | 115/135 |
学力検査目安 | 359/500 (特色検査なし) |
特色検査 | 実施なし |
配点比率 | 1次選考 a値(内申):b値(学力検査)=5:5 2次選考 b値(学力検査):c値(観点別)=8:2 |
重点化 | 1次選考内申:音楽・美術・技術家庭・保健体育のうち最も高い科目を2倍 |
神奈川県HP 『令和8年度神奈川県公立高等学校入学者選抜選考基準及び特色検査の概要』より
内申点と学力検査の目安・配点比率
合格者平均の内申が115/135なので、平均して38/45。「オール4」+「5の科目が2つ」という水準です。また、1次選考では内申点に傾斜がかけられています(「音楽」・「美術」・「技術家庭」・「保健体育」のうち最も内申が高い科目を2倍)。実技科目に対しての傾斜なので、入試対策だけではなくバランスよい学習ができている生徒を求めていることの表れかもしれません。
選考での比率も1次選考5:5とバランスよく重視することが表れています。2次選考比率も一般的なものです。
公立高校入試の合否決定方法についてはこちらの記事!
特色検査の出題傾向
特色検査の実施はありません。
入試倍率の傾向
隔年での変動はありますが、令和7年入試は1.38倍。同じ地区でトップ水準レベルの「川和」「神奈川総合」と同水準の倍率で、人気の高まりが感じられます。高めの水準でした。
令和7年入試 | 令和6年入試 | 令和5年入試 |
---|---|---|
1.38倍 | 1.18倍 | 1.25倍 |
神奈川県公立高等学校入学者選抜一般募集共通選抜等合格状況(各学校別の合格の状況等)より過去3年分を引用。合否発表後の確定値で掲載。
市ケ尾高校の関連高校
市ケ尾高校と近い内申水準の公立高校
座間高校
相模原弥栄高校
市立戸塚高校
市ケ尾高校と併願受験することが多い私立高校
桐蔭学園高校
桜美林高校
麻布大学附属高校
同じ地区の他の高校は「高校を知る 横浜北地区」をチェック!
市ケ尾高校との併願スケジュール例
※公立共通選抜が2月14日に実施されるスケジュールで記載しています
パターンAは市ケ尾高校を第一志望とし、併願校を1校受験するパターンです。併願校としては書類選考だと桐蔭学園,麻布大学附属,桜美林,横浜翠陵,鶴見大学附属を受験するケースが多いです。上記高校以外では筆記のある併願入試として駒澤大学(2月10日)を受験するケースも。相性に合わせて選択するのが良いでしょう。
パターンBはパターンAにチャレンジ校を1校加えたスケジュールです。朋優学院は複数の入試日程を設けているので、スケジュールの自由度は高いです。他の出願例としては青稜(2月12日)があります。
私立併願の考え方についてはこちらの記事!
市ケ尾高校の特徴・校風
部活動・学校行事
全国大会出場,関東大会出場の経歴がある部活が多いです。
- ダンス部:関東・甲信越大会で優勝し、8年連続で全国大会に進出しています。
- 吹奏楽部:地域のイベントやコンクールに積極的に参加しています。
- 書道部:作品展示などで活躍しています。
学校行事についても校風として「すべてに活気あふれる学校」を打ち出していることもあり、さかんであるように感じます。王道の文化祭・体育祭のほかに、各学期ごとの球技大会もあります。
学校見学情報(2025年の日程です)
- 平日の学校見学:隔週の水曜日・金曜日16時~(約30分)
- 夏季休業中の学校見学:7月28日(月)~30日(水)
- 第1回学校説明会:8月中旬(青葉公会堂にて実施)
- 部活動見学会・体験会:8月~12月頃(予定)
- オープンスクール:10月18日(土)
- 第2回学校説明会:12月6日(土)(相模女子大学グリーンホールにて実施)
※市ケ尾高校主催の見学会・説明会は事前申し込みが必要です。
いざ市ケ尾へ|実際に歩いてみた!
今回は東急田園都市線『市が尾』駅より歩きで高校に向かいます(高校は「市ケ尾」,駅は「市が尾」なんですね)。今回紹介するルートは地図の通りです。
駅の周辺環境
駅周辺はこんな感じです。
まずは高校がある西口から。駅舎自体はそこまで大きくはないです。カフェとかはあるのでリラックスできそう。「すっきりしたきれいな駅回り」という印象でした。






こちらは東口のようす。坂になっている通りです。お店もあって明るい雰囲気です。


高校までのアクセス
では、市が尾駅西口から出発!バスも出ているのでこちらを利用するのもアリ。高校へ向かったときは、歩きで下校している生徒もよく見かけたので十分歩けそう。
まずは西口から下り坂(結構急でしたが、そこまで長い坂でもない)。


「市が尾駅入口」交差点を右に。存在感のあるラーメン屋さんがあります。




通りには彫刻が。市が尾駅周辺にちょこちょこ見かけます。


かなりの大通り。歩道は広いので安心感。駐輪場もあります。




青葉区役所と青葉公会堂を右手に直進。




緑の多いところです。ちなみに彫刻もいました。


そしてさらにまっすぐ行くと…


見えてきました!市ケ尾高校!


歩いてみた感じ、駅近くの坂以外は平坦でしたのでそこまで大変でもない印象。ただ「徒歩10分」という案内と比べると、歩きでは少し遠いかな?と感じました。
高校の周辺環境
高校の周辺は…
鶴見川とウォーキングコースがあります。川に触れる場所って珍しい気がします。ジョギングをしている方も見かけました。




大通り沿いはこれと言ったお店はなし。学校周辺は自然豊か。その分少し不便かも…?




通学時に「何か買わなきゃ!」となったら駅周辺で済ませるか、道中の道を1本外れたところにセブンイレブンがあるのでそこで買う感じでしょうか。
まとめ 市ケ尾高校はこんな高校!
受験の目安としては、
- 内申はオール4+5が2つくらい。地域内準トップクラスのレベル。
- 実技科目の内申に傾斜があるので勉強はバランスよく。
といった感じです。学力検査との比率も5:5なので、コツコツ勉強ができる人が向いているように感じます。
実際に足を運んだ感想としては、
- 駅周辺はそこそこにぎやか。
- 高校までの道中は大通りで割と平坦。歩道も広くて安心。
- 駅から十分歩ける距離(少しきついかな?くらい)。
- 道中や高校周辺にコンビニはほぼない。
- 高校周辺は自然豊か(別の見方をするとほぼ何もない)。
という印象でした。部活動・行事もさかんなので、メリハリがある高校生活を送れるのではないかと思います。
気になっている人はぜひ足を運んでみてください!